加工・サービス受託

合金試作後加工(棒・線・板・粉)についても御相談ください。

遠心鋳造可能な小型高周波溶解炉
ISM

チタン、ジルコニウムなどの高融点活性金属やこれら金属を含む合金、高清浄合金など多品種、広範囲かつ迅速に溶解、鋳造するのに最適な誘導スカル溶解装置です。

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  • 高純度チタンインゴット(5N)Ti-Al-Nb系50Φ×400L mm鋳造材

    高純度チタンインゴット(5N)
    Ti-Al-Nb系50Φ×400L mm鋳造材

  • Co-Cr-MO遠心鋳造材(人工股関節)

    Co-Cr-MO遠心鋳造材(人工股関節)
    高清浄合金鋼及びステンレス鋼、チタン合金(Ti-Al-Nb、Ti-Si、Ti-Zr、Ti-Ta他)、ジルコニウム合金(Zr-Mo他)、コバルト合金(Co-Cr-Mo他)、高純度チタン(5N)等
    各種金属材料に対応できます。

本溶解炉、溶解材の特徴

  • 高融点活性金属の溶解に最適

    水冷銅るつぼ、真空、不活性ガス雰囲気での溶解、浮揚溶解、
    副原料等による精錬効果の実現により汚染の少ない高清浄材の作製が可能。

  • 各種溶解原材料の自由度が大きい

    電極棒を作製する必要がなく、切板、スポンジ、切削材、チャンク材等、
    形状を問わず、原材料選択の自由度が大きい。

  • 重力鋳造、遠心鋳造法に対応

    浮揚溶解の実現により高速出湯、スカル量の軽減が可能になり、
    用途に応じて、重力鋳造、遠心鋳造法を選択でき、表面性状も改善される。

  • 多品種、少量、短納期試作が可能

    各種目的に応じた多品種、少量試作、試作条件の変更が容易で、迅速な対応による短納期試作が可能になる。

  • 航空機、医療、半導体産業及び3Dプリンタ用粉末原料用としての実績

高周波誘導浮揚溶解の原理

コイルに電流を流すと高周波磁束が発生し、
るつぼ及び金属に渦電流が誘導され
金属表面が電気抵抗で発生したジュール熱により加熱される。
またこれら電流間に電磁力が発生し、この渦電流は表面に近いほど強く、
内部にいくにしたがって指数関数的に弱くなる。
この時の電磁力(F2、浮揚力)が、
金属の重力(F3)より大きければ金属はるつぼから離れ浮揚する。

(F1:絞り力)

高周波誘導浮揚溶解の原理

ISM溶解における
溶湯の浮揚溶解状況

ISM溶解炉の主要仕様

溶解電力=200kW 周波数=~6,000Hz~

  • ◆水冷銅るつぼ内寸法=130Φ×170Lmm
  • ◆インゴット :127Φ×~100H~mm 鉄:10㎏ チタン:5㎏
  • ◆鋳造丸棒 :50Φ×500H mm
  • ◆遠心鋳造 :回転数=Max.600rpm
ISM溶解炉の主要仕様
遠心鋳造可能な小型高周波溶解炉
ISM

◆ 出来上がりサイズ:30 φ × 8 H (mm) 
  ボタン状塊、12個/1バッチ

◆ 高融点金属、高純度金属、活性金属(Ti, Zr等)の
  溶解に最適。

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